一人でコーヒーショップに入ったとき、一人用の席としてカウンターテーブル席が用意されていると周りのお客さんに気を使わずに済むのでゆっくりコーヒーを楽しむことができたり、ノートパソコンでメールの確認や資料の作成などもできます。このカウンターテーブルは、正面が壁になっていて両隣にはお客さんが座る席になっているタイプ、これと同じような空間を注文住宅の家に導入すればテレワークのときのワークスペースに利用できるメリットもあります。注文住宅なら書斎も作れるので、自分だけの専用の部屋を持つこともできますが、注文住宅は予算がありますので必ずしも書斎を作れるとは限りません。その点、カンターテーブルを設けている半個室は室内の一角を利用する空間ですから、入口のドアもなく大きな部屋の一部になるので圧迫感もなくリラックスして仕事をすることもできます。

仕事に利用する書類を保管したり、ノートパソコンを使わないときにしまっておくための保管スペースなど、このような収納スペースも注文住宅を建てるときにオーダーしておけば後から家具などを買うことなく家に備え付けの形で作って貰えます。なお、リモート会議など家族の声や姿が入らないにするための工夫も考えておけば、少ない必要で作業性が良い半個室を設けることができますし、家族がいない時間帯はリビングで作業して帰宅したら半個室といった具合に時間帯により作業場所を変えることもできる、これは家の中でのフリーアドレスと同じような感覚で利用できるわけです。