コロナ渦の影響で、業種によって完全な在宅勤務になっている会社も多くなってますが、これから注文住宅の家を建てる人は在宅勤務のための書斎が欲しい、このように考える人も多いのではないでしょうか。サラリーマンの多くは家で仕事をするといった機会が少ないので、書斎を持っていない人も多いでしょうし、パソコンで仕事することが多いのでノートパソコンをリビングに持っていってそこで作業する人も多いようです。家族がいないときなら仕事集中できるけれど、リビングは家族のだんらんの場ですから声やテレビの音などの騒音で仕事が捗らない、このような悩みを抱えている人も多いといえましょう。ダイニングテーブルで仕事をする人も、注文住宅で家を建てるなら半個室の空間を作れば騒音などもなく作業に集中しやすくしてくれます。

半個室は、階段下を利用したり寝室の一角を活用したワークスペースで、完全な書斎とは異なりますが仕事をするのにちょうど良い空間であり、注文住宅ならこのような空間を取り入れた家づくりも実現可能です。ちなみに、書斎というと完全な部屋で入口にはドアが付いていますが、半個室はドアがないワークスペースでイメージとしてはクローゼットの扉がない空間といった形になります。内部には、テーブルを設置しておけば作業デスクを用意することなくそこで仕事ができます。なお、オープンタイプの半個室はリビングの一角に作ることも多いようですが、階段下やロフトなどさまざまな場所に活用できますし、完全な個室のように区切らないため小さいスペースでも狭く感じにくいといった特徴もあります。