注文住宅の着工後の流れ
様々なハウスメーカーの中から希望の条件をかなえてくれるところを探し、間取りのプランに関する話し合いを何度も重ねながら予算内に収まるようにプランを考え、住宅ローンの審査を申し込んで契約を締結したら、ようやく着工できます。注文住宅はすぐに工事が終わるようなものではなく、長い期間を要します。確定したプランをもとに進められますので始まってからはスムーズですが、それまでに必要な手順も多いので、期間は余裕を持って見ておくのが良さそうです。工事が始まる前には、近隣に挨拶を済ませておきます。
重機等の音が騒音になり周辺住民に迷惑をかけることが多いので、事前に挨拶に行っておいた方が安心です。施主が直接出向かなくても、工事の現場監督等に任せることも可能です。注文住宅の着工前には安全祈願として地鎮祭を行うことも多く、骨組みが完成したら上棟式を行ったりする場合もあります。ただし、全ての注文住宅で行われるわけではなく、これらは施主が自由に選択できます。
途中の経過を見るために足を運ぶこともできますので、時間の都合がついたら見に行くのも良いですが、その際には現場の作業の邪魔にならないようにするのが鉄則です。完成したら市区町村による完了検査を受けて、建築確認申請の通りに建てられているかを確認した上で検査済み証が発行されます。引渡し前には設備等の不具合や傷がないかを、施主の立ち会いのもとチェックします。気になる部分があれば修正してもらい、その後の正式な引渡しです。
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